賃貸住宅における保証金制度とは(岡山県/音楽療法士/20歳/男性)

僕は岡山県に住む20歳の音楽療法士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


保証金とは、賃貸住宅を借りる際、西の地方で敷金や礼金の代わりに使われている言葉です。敷金同様、家賃の滞納分や借主の過失による破損・汚損のためとして預け入れる性質のものです。退去する際に、敷引きといわれる形で差し引いて借主に返金されます。保証金は元々決められていることから、敷金のように修繕費がかからなくても返金されることはないです。一般的に家賃の6ヶ月から8ヶ月分といったところで、半分程度が敷引き分として償却されるのが相場です。敷金は退去の際、室内の破損・汚損の程度により費用が異なってくるのに対し、破損・汚損の程度に関係なく一定額が差し引かれるため、トラブルが起こりにくく、煩わしい手続きをする必要もないです。


保証金制度には礼金がないですが、中に賃貸住宅を借りれたことに対する貸主へのお礼の意味が含まれています。契約期間の更新時には通常更新料が発生するものの、更新料がかかることはほとんどないです。敷引きとして一定額が差し引かれ、部分の残りの額が返金されます。ただ、室内の破損・汚損の程度が大きいと、清掃費や修理費を請求されることがあるので注意したいです。保証金は通常、家賃の6ヶ月から8ヶ月分としていますが、40万円、50万円といったきりのよい金額としているところも少なくないです。敷金については民法で規定されています。一方、保証金は古くからの慣習により授受されているもので、現在まで民法をはじめ法律で規定されていないです。