賃貸住宅に入居する際の保証人について(岐阜県/僧侶/21歳/男性)

僕は岐阜県に住む21歳の僧侶です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸のアパートやマンションといった住宅を借りる際、必要とされるもののひとつに保証人があります。万が一、借り主が家賃を滞納したり、退去時の原状回復費用のうち借り主の負担となる金額を支払わなかったり、主にお金をめぐるトラブルが起きたりしたときに、借り主に代わって請求が行く仕組みです。とはいえ、原則的に支払いの義務は借り主本人にあります。家主が繰り返し借り主へ督促を行っても、支払いがなされない場合に初めて保証人へ請求が行われます。入居前に借り主と家主が取り交わす賃貸借契約書に保証人の責務が示されることが一般的です。この契約書には保証人が氏名や住所、連絡先を自筆で記すとともに、印鑑を押印する必要があります。


では、どんな人が保証人になれるのでしょうか。よくみられるのは、親や祖父母、兄弟姉妹といった家族に依頼するケースです。ただし、家族であったとしても、借り主の家賃滞納などにも対応できるよう、一定の収入や資産を持つ成人であることが大前提となります。さまざまな事情から、頼れる家族がいない人は保証を代行してくれるサービスを利用することができます。インターネットで検索すると、多くの代行会社のサイトが現れます。自分に合った会社をネット上で選ぶのは難しいことですが、各社のホームページをしっかり読んだ上で、見積もりを依頼することをおすすめします。単に価格で選ぶのではなく、思わぬトラブルに見舞われた際の対応をしっかりやってくれるかどうか、信頼性を見極めましょう。