僕は栃木県に住む53歳のフリーライターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
子供の頃、友人宅に遊びに行った際に、当時はまったく気にしていなかった友人宅が、持ち家なのか賃貸なのかについて、今思い起こして見ると、持ち家の方が多かったように思います。しかしながら大人になってから、友人宅が持ち家ではなく賃貸の戸建て住宅である事が判明したりするため、契約内容を全て確認しているわけではありませんけれど。少なくとも、当時僕らが子供の頃の両親達の年代にさしかかろうとしているわけですけれど、そんな自分自身の年代において、持ち家を持っている人がどの程度いるかと考えた時に、社会人になって10年以上いろんな人を見てきましたが、物件を所有している人は数名しか知りません。前の代の方が残してくれた住居に住んでいる人も数人います。
いずれにしても、僕らが子供頃見ていたような新築物件を購入する親世代が極端に少なくなっているように感じるのです。おそらく住宅購入をされているのは、分譲賃貸物件にて賃料収入を得ている不動産投資家といった人達ぐらいで、一般的な居住用途で物件購入をされる方はほんの一握りのように感じるのです。こういった状況は、持ち家に対するデメリットの高さにより、賃貸物件のメリットが非常に高く見られているからです。昔は、賃貸物件に住み続けていると、歳をとると借りれなくなるだとか、無駄にお金が掛かってしまうだとか言われていましたけれど、いずれもそんな事はなく、費用面においてはケースバイケースであるためイーブンと言えるでしょうし、借家であれば引越しへの対応が強いです。