賃貸住宅の契約時に支払う仲介手数料の金額(高知県/トリマー/34歳/男性)

僕は高知県に住む34歳のトリマーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


仲介手数料は賃貸の物件を契約するときに、仲介していくれた不動産に支払う報酬に相当する費用です。以前は宅地建物取引業法に規定された上限である1ヶ月分という上限いっぱいに設定されていることが多かったのですが、最近はその傾向が変わりつつあります。不動産業界にも価格競争が激しくなっているために、仲介手数料無料や半額とうたっているところがずいぶんと多くなってきています。しかし本来は借主と貸主の双方で半額ずつ負担するものなので、半額をうたっているところは本来の負担割合に戻っただけという見方もできます。さらに今では一つの物件に複数の不動産が仲介を行っているような場合には特に仲介手数料の割引が行われることが多くなります。


不動産業者が成功報酬である仲介手数料を割り引いたり、無料にすることができるようになった背景には、いくつかの理由があります。まず費用の高い新聞広告や折込チラシなどの代わりにインターネットに特化し始めているということです。今はスマホなどで自分から情報を探すことが当たり前になっていますから、スマホなどで検索しやすいサイトを作ったりすることで、経費を抑えながら効果的に顧客を確保することが不動産業界のスタンダードとなりつつあります。さらに店舗に置く人員の配置を最適化して人件費を抑えたり、営業方法を以前と変えるなどして業務自体の効率化も図られています。このようにして経費を削減することで、仲介手数料を半額や無料にするための努力を払っています。