賃貸住宅の契約時の仲介手数料について(大阪府/キックボクサー/41歳/女性)

私は大阪府に住む41歳のキックボクサーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


近年、核家族化の進行や都会の住宅事情などの様々な理由から、持ち家というものに対する日本人の意識もかなり変化しつつあります。以前は日本人の80%以上が持ち家に居住していましたが、数年前から80%を割り込んでいる状況です。特に30代後半から40代にかけての世代の持ち家比率が下がっています。その年頃というのは仕事の面でも働き盛り、結婚や出産などで家族も増え、マイホームの購入に踏み切る可能性がかなり高い世代と考えられています。仕事での転勤、晩婚化やライフスタイルの多様化により、購入時から長期ローンをしなければいけなくなる可能性が高い持ち家よりも、賃貸物件のほうが気楽だと感じている人も少なくないのかもしれません。


持ち家購入時の問題点の一つに購入資金があります。多くの人が金融機関などの住宅ローンを利用することになるのでしょうが、この住宅ローンが数十年単位の期間を見据えたものとなっており、住宅購入を思いとどまらせる点になるのかもしれません。しかしながら資金面での負担ということを考えてみると、賃貸物件にも当然様々な費用が必要になります。持ち家よりも気軽に借り換えることができるというのが賃貸の一つのメリットではありますが、借り換えの際には敷金礼金や仲介手数料などの諸費用が都度かかりますし、当然毎月の家賃や共益費もかかります。月々の住宅ローン費用や固定資産税と賃貸住宅の家賃や諸費用、どちらがより大きな負担となるのかも判断材料の一つになるのかもしれません。