私は山口県に住む23歳の教頭です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

一般的に、賃貸住宅は、2年ごとに契約更新されるのが通例となっています。賃貸契約満了は2年目とし、そのあとは、大家さんと賃借人の双方の合意により、契約更新手続きをおこないます。よく借りる側が気になるのは、更新料がいくらかかるのかという点だと思います。2年ごとに更新料が値上がりするのではないか、とか、2年ごとに家賃が上がるのではないか、とか、いろいろ不安になる点がありますよね。これは、ケースバイケースです。大家さんによっては、契約更新料を不要とする物件もありますし、更新料を値上げする大家さんもいます。要するに、これは、住宅を借りる側と大家さんとの日頃の人間関係の善し悪しが反映されるかもしれません。

賃貸借契約は、更新年ごとに、退去か契約更新かどちらかを選ぶことになります。退去の場合は、借りた部屋を原状回復に戻したうえで、退去しなければならず、契約更新の場合は、更新料を支払うことになります。どちらも借りる側にとっては、頭の痛い問題だといえます。交渉次第によっては、更新料が値切れる場合もあるようですが、その場合、大家さんの心情を悪くすることもあるので、注意が必要です。部屋を借りる側があまりにも値切りたおすと、大家さんから、更新を拒否されることもあるようなので、そのあたりで大家さんとの人間関係のバランス感覚が求められます。法定更新（自動更新）する場合もありますが、それは数少ないケースだといえます。