私は秋田県に住む35歳のダンサーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

住宅を借りて生活するにも、必ず契約というものが存在しています。契約というのは互いが納得、合意したうえで初めて成り立つものです。署名捺印によって契約が成立した場合、互いに契約内容を守らなくてはならないという拘束力が生まれます。住宅を借りる際に発生する賃貸契約では、入居者に対する家賃の支払いなどの遵守事項契約更新の際の手続き、退去時の手続きなどが取り決められます。この中でも多くの方が疑問を抱きやすいのが契約期間と言えます。物件によって期間には違いがある場合もありますが、だいたい2年契約で住宅を借りるケースが多いです。しかし、途中で何らかの事情で退去の必要が生じた場合、これは契約違反になってしまうのではないかという懸念を抱くはずです。

基本的には、2年の契約期間の間に退去した際でも契約違反を問われることはありません。賃貸住宅の契約における契約期間は節目の一つのようなもので、この期間内に退去しても違約金などを求められるケースはほとんどないのです。ですが、物件によっては1年以内などの短期間で退去する場合は余分な家賃負担が発生する可能性もあります。これらの点は契約前に不動産会社に確認しておけば問題が発生する心配はなくなります。また、契約期間内であっても契約満了時であっても、退去の際は契約の定めるところに則って退去連絡をしないといけません。これを守らなかった場合にもやはり余分な家賃負担が発生する可能性が高まるので、賃貸住宅の契約時には契約期間と退去に関する部分をきちんと把握しておくことが大切なのです。