僕は鳥取県に住む61歳のフリーライターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
不動産関係の雑誌では、「賃貸派」か「持ち家派」かに大きく分かれて討論する記事がたくさん見られます。この種の議論は永遠のテーマでしょう。日本人の多くは「持ち家派」に軍配をあげると思います。今は低金利ですし、住宅ローンには減税優遇措置がついていますので、「今なら家を手に入れられるかもしれない」と考える方が少なくありません。「家賃分のお金を住宅ローンにまわせば、家が手に入る」となれば、無理もありません。しかし、ここでは、あえて賃貸のメリットについて書きたいと思います。1:高額なローンを組まなくてもすむので、リスクが少ない。支払うべき住宅金利分をほかのことにまわせば、暮らしぶりにも経済的にも余裕が生まれます。
ローンで組める価格帯の住宅は限られていますので、物件を妥協して選ぶ例がとても多いのです。万が一、買った家が気に入らなかったら、どうしますか。再びローンを組んで買い替えするか、我慢して住み続けるかの二者択一しかありませんよ。その点、賃貸派は、気に入らなければ、さっさと引っ越しすることができます。2:立地条件や利便性優先で住む場所を選べる。都心で大型ターミナル駅徒歩5分の物件に住むことも可能です。これは、通勤時間を大幅に節約しやすいことにもつながります。3:ライフステージやライフスタイルの変化に合わせて、住まいを変えることができる。結婚や子供が生まれたなど、ライフステージの変化によって、適した住まいを選ぶことができます。