賃貸住宅の築年数について(鹿児島県/警察官/39歳/男性)

僕は鹿児島県に住む39歳の警察官です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を探している時に築年数は重要な条件になることが多いです。特に女性は前の入居者の影を感じるような物件は倦厭します。そのため築年数が経過している物件は避ける傾向の人が多いようです。しかし最近ではリフォームを行っている物件も多くなっています。真新しい状態であることも少なくありません。ところがこのリフォームも業者や物件によって程度が異なります。いまどきの材質を使用していることもあれば、ひと昔前に流行したものを使用していることもあります。同じリフォーム内容であっても受ける印象は全く違います。内覧などでしっかり確認する方が良いでしょう。また室内は綺麗でも外観に手を加えていないケースもあります。室内の写真だけで決めない方がよいです。


賃貸物件の耐久性は築年数だけで決まるものではありません。なかには築年数が経過している方が頑丈な場合もあります。耐震補強を行っていれば年数が経過していても安心できます。また構造による耐久性の違いもあります。コの字などになっている建物よりもシンプルな長方形の方が地震には強いと言われています。揺れによって建物がねじれることがないからです。経過年数などを考慮すると一概にどちらの方が耐久性があるとは言えませんが、気になる場合には仲介業者に確認すると良いかもしれません。もうひとつ重要なことが設備の老朽化です。見た目が綺麗でも設備の状態が良くなければトラブルの原因になります。作動させられるものは実際に動かすなどして確認する必要があります。