私は埼玉県に住む28歳のプロジェクトマネージャです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸住宅の解約には、いくつか気を付けなければならない点があります。ここでは、トラブルなくスムーズに退去するためのポイントをお教えしたいと思います。賃貸住宅の契約は2年間となっているのが一般的で、期間満了後は契約を更新するか、更新せず退去するかになります。期間満了が近づく1～3か月くらい前になりますと、貸主の側から借主の契約更新の意思を問う書類が送られてきます。契約を更新せず退去したい場合は、同封されている解約通知書に必要事項を書き込み提出します。期限内に提出できなかった場合、賃貸契約自動更新が採用されていますと、そのまま契約が更新されてしまいますので注意が必要です。自動更新されるかどうかは、契約書に書かれていますので、事前に確認しておきましょう。

さて、契約期間満了前に、退去したい場合はどうすればよいでしょうか。その場合は、退去したい日の一定の期間以上前、一般的には1か月から3か月前までに、貸主に解約の意思を伝えておく必要があります。これを予告期間と呼び、この期間を過ぎてしまうと、期間を過ぎた分の家賃を支払わなければならなくなりますので注意が必要です。また、解約の意思を後になって撤回したい場合、貸主の承諾が必要な場合が多いです。貸主が次の入居者の募集して、すでに見つかっている場合は特に難しくなります。いずれにせよ、撤回したい場合は早めのうちに、貸主に相談することが必要です。解約が決まった場合は、物件の原状回復などを経て、退去、敷金の清算となります。