賃貸住宅の需要と今後について(栃木県/企業オーナー/41歳/女性)

私は栃木県に住む41歳の企業オーナーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅は、日本で最も多くの人が利用している住宅です。特に首都圏などの人口密集地域では、地価価格が高い為、値段が手頃な住宅として、人気な住宅です。日本は現在、全体として人口が減少傾向にあります。上記のような首都圏やそれ以外の大都市圏などは人口が増加傾向にある為に、まだまだ需要があります。又、大型商業施設などの建設によって衛星都市などでも賃貸物件の需要は増加傾向にある為、これからも将来性があると思います。では、大都市圏ではなく人口の少ない地方都市においては、今後賃貸住宅の需要はどうなっていくのかについて説明します。地方都市における賃貸物件の需要は、人口増加がみられる地域以外は減少傾向にあります。


上記のことを考慮してからか、需要の少ない地域では、新たに建設される賃貸物件が少なくなっています。核家族世帯の減少も新たな建設を必要としない理由の一つになっています。これを聞くと、あまり良くないことだと思う方もいるかもしれません。しかし、これは利点があることです。新たな建設を行わない分、需要に合った物件数に近づけることができる為、空室を減らせることになるので、物件の提供者である不動産や大家にとって利点があります。ですから今後は、需要を見込んだ建設をさらに押し進めていくことが大切です。又、その需要での判断もバランスが必要であり、大都市圏だからと言って、建設ラッシュになることは避けなければなりません。