僕は山形県に住む72歳の美術家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸住宅を仕事をする場所として使いたいときは、まず不動産会社に相談してみましょう。仕事をする時間帯と内容によっては許可が下りることもありますし、許可されないこともあります。許可してもらえる仕事の内容も物件によってまちまちです。会社の事務所として使える物件もあれば、事務所として使いたい場合には通常の賃貸契約とは別の形の契約が必要になることもあります。事務以外の事業を行いたいという場合でも、物件によって対応の内容が違いますので、不動産会社に相談をする必要があります。家や部屋を借りてマッサージやエステなどを営業する場合、必然的に多くの人が出入りしますので、近隣の住民に迷惑がかかってしまうこともあります。
賃貸住宅を借りて事業を行いたいときは、不動産会社に相談するだけでなく近隣の住民にもあらかじめあいさつ回りをするなどの配慮も必要になってきます。また、事業のやり方によってはさらに手続きをしなければならないこともあります。個人事業主として事業を行うときには特別な手続きは必要はありませんが、法人として事業を行うときは借りている住宅も登記をする必要性が生じてきます。賃貸住宅で事業を行いたいというときは、物件を探す段階で不動産会社にその旨をはっきりと伝え、それに適した物件を担当者に探してもらうようにしましょう。それとともに、物件を借りる契約に変更はあるのか、住所は登記することができるのか、ということを確認するようにしましょう。