賃貸住宅を選択する3つのメリット(鹿児島県/保安官/52歳/男性)

僕は鹿児島県に住む52歳の保安官です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


家族が増えてきますと、間取りの多い家や広い家に移りたいと考えることになっていきますが、ここで次の住居を決める場合に賃貸住宅にするのか思い切ってマイホームを購入するのか判断を求められることもあります。一般的にはマイホームに憧れるケースが比較的多いのですが、ここでは家族で賃貸住宅に住んだほうがメリットが高いケースが3つあります。はじめに初期費用がかなり違います。賃貸の場合は家賃の他に敷金や礼金がそれぞれ家賃の1ヶ月から2ケ月分ずつです。これらに仲介手数料等加えてみましても家賃の6ヶ月分程度ですみます。購入の場合だいたい頭金(購入金額の2割が平均です)が年収程度となり、あとの残りの支払いを返済する必要があります。これが第一のメリットです。


次に動きやすいという点があります。転勤が多い会社ですと購入した場合は住居を引き払う場合売り手を探す必要があり、ほとんどの場合は家のローンを支払いながら単身赴任という形を取ることになります。賃貸住宅の場合はローンを組んでいないため、すぐに精算して次の住居に移ることが出来ます。特に多国籍企業に所属している場合に海外赴任ということになりましても、思い切って家族一緒に海外で生活するという選択肢も生まれますので、人生に対する考え方の幅が広がるケースもあります。土地を選ばずに生活出来るという第二のメリットがあります。最後に税金面があります。購入時や取得時は減税等がありますが、基本的に固定資産税が賃貸住宅の場合かからないのが第三のメリットです。