賃貸借契約での通勤時間の要素(静岡県/探偵/26歳/男性)

僕は静岡県に住む26歳の探偵です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


実に賃貸借契約においては、「通勤時間」という概念は、あまり重要視されていません。これはなにも賃貸借契約だけではなく、例えば郊外にマイハウスを手に入れたので、片道三時間かけて出勤するサラリーマンなんて珍しくありませんし、家賃その他の費用・諸経費が優先されて、「通勤時間」というものは、どちらかというと犠牲にされているケースが多いようです。しかしこの通勤時間も、ゆったり座席に座ってできるのであれば、読書やパソコン、タブレットを使って趣味なり仕事や勉強なりに活用する事も可能ですが、もしただ満員電車の中を、息苦しさに耐えながら過ごすだけだというのであれば、それはかなりもったいない事だと言えます。もしその時間を活用できたら、かなりの事ができるのではないでしょうか。


そのように考えて、あえて「通勤時間」というものを活用する、あるいは無駄な時間をなくすために、通勤の便を重視して、通勤しやすい場所に引っ越すという選択肢を取る事も、決して不合理な決断ではないでしょう。もし今の通勤時間が、片道二時間だというのであれば、往復で四時間を消費している事になります。これは一週間で二十八時間という数字で、丸一日以上の時間になります。となりますと、それだけの時間をなにかに充てられれば、大いに活用できるのではないでしょうか。片道三十分になれば、一時間半の余裕ができます。それを睡眠時間に充てても、なにか別の事に充てても、それなりに成果の出せるものだと思います。確かに家の事情というものは大きいですが、このような点を再考してみると、ひょっとしたら価値のあるなにかを見つけられるかもしれません。