賃貸借契約における必要書類について(沖縄県/活動弁士/41歳/女性)

私は沖縄県に住む41歳の活動弁士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の契約時の必要書類は、物件によって多少異なっています。しかし最低限、賃貸借契約書の提出が必要です。誰が誰から借りるのかということを記した用紙に、借りる側と貸す側とがそれぞれ署名捺印をおこなうのです。これには、敷金礼金や月々の家賃の額、住まう上で守るべきルールなどが明記されています。ここに署名捺印をおこなうということは、借りる側も貸す側も、その内容に納得をしているということです。そのため署名捺印の前には、その内容をしっかり熟読して確認しておくことが必要です。賃貸物件の契約時において、もっとも重要な書類だと言えます。そして、借りる側が身分を証明するための、身分証明書のコピーも必要です。どこの誰だかわからないような相手に、大事な物件を貸すわけにはいかないからです。


さらに身元をよりしっかり確認するための住民票も、提出を求められることが多いです。そして、契約書に押印する実印の印鑑証明書も求められることがあります。押印するのが認印でもかまわないという場合は、印鑑証明書は不要です。契約に保証人が必要な場合は、その保証人の身分証明書のコピーや住民票や印鑑証明書も必要です。毎月の家賃を自動振替で支払う場合は、銀行手続きに必要な書類も提出することになります。このように賃貸物件の契約には、多くの必要書類があります。先述したように物件によって提出書類には多少の違いがあるため、何が必要か事前にしっかり確認しておくことが肝心です。契約当日に必要書類がそろっていて初めて契約ができ、予定していた日に入居できるようになるのです。