賃貸契約する際に必要な保証人(山形県/入国審査官/72歳/男性)

僕は山形県に住む72歳の入国審査官です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸の保証人というのは非常に難しい部分があります。それは連帯保証人というものだからです。この場合は借りている人間がもし支払うことが不可能になった場合に、絶対に支払わなくてはいけない義務を負うことになるからです。ですから頼んでも断られる可能性もありますから、頼むほうも人を選ばなくてはいけません。普通に頼む場合は親など肉親が多くなります。また不動産会社なども肉親に限定している場合もあります。また厳しい不動産会社では、借り手本人の収入証明書はもちろんのことですが連帯保証人の収入証明書を提出するように求めるところもあります。また親の収入が少ないと認められない場合もあります。最初に収入が多い人間に頼むことが大事になってきます。


人によっては親が亡くなっていて頼むことができなかったり、他の問題で頼めない可能性もあります。そういう場合に借りることが出来ないなんていうことがないように、いろいろな方法があります。賃貸契約をする際に連帯保証人なしで借りられる制度もあります。これはローンが組めるクレジット会社などで行われていますが、これらの会社と提携を結んでいる不動産会社などの物件であれば本人の審査が通れば借りられてしまうというものです。クレジット会社などが信用調査を行って審査が通れば賃貸契約が出来るというものです。利点は審査の時間が短くてすぐに結果が出るという点です。急ぎで契約をしたくて保証人で悩んでいる場合は、是非利用していきたい制度です。