私は栃木県に住む54歳の助教授です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
希望賃貸物件の下見も終わり、いよいよ契約書を交わす時がきました。みなさんは準備ができているでしょうか。ただ不動産会社の提供する書類にサインをするだけではなく、借主の側にも用意する必要書類があることをご存知でしょうか。中には、時間のかかる書類もありますので、契約を結ぶことが決まったら、速やかに準備しましょう。今回はその点について取り上げてみたいと思います。1:本人の印鑑これは認印でも可能ですが、今後社会人として生活するにあたり、印鑑証明が必要となるシーンが増えてきます。この機会にしっかりした印鑑を購入して区役所で印鑑登録を取ることをお勧めします。2:本人の住民票現住所に居住していることを証明する書類で、3か月以内に発行されたものです。
3:本人の所得証明書これは区役所で発行してもらえますが、源泉徴収票や納税証明書でも代用が効きます4:連帯保証人の印鑑証明書第三者に依頼することになりますので、お世話になる方が余裕をもって役所に発行手続きができるように、配慮なさってください5:連帯保証人の所得証明書これは、万が一借主が賃貸料未払いで行方が分からなくなってしまった時を考慮して提出を求められる書類です。不要な場合も多いので、確認をして下さい。6:連帯保証人の保障書借主が不動産屋から渡された書類に、連帯保証人が直筆で署名捺印します。とくに4~6については、連帯保証人を探すことから始めねばならない方もいることでしょう。相手に迷惑にならないように、礼節を尽くして依頼されて下さい。