僕は鹿児島県に住む52歳のディーラーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
アパートやマンションなどの賃貸物件の契約をするときには最初に初期費用がかかります。初期費用の内訳には敷金、礼金、家賃の前払い分、管理費、駐車場代、火災保険料、仲介手数料などがあります。賃貸を借りる時に一番気になるのが家賃ですが、家賃の目安は収入の3割以下に抑えるのが基本です。ボーナスなどを除いた、手取りの金額の3割で、手取り給料が25万円の場合は、7万5千円の家賃の賃貸アパート、マンションが理想的と言えます。敷金は借りた部屋を退去するときに必要以上に汚れていたり、キズがついていた場合に、修理費に充てられる費用です。敷金はいずれ返金される費用、と思っている人もいますが、全額返金されることはごく稀です。
敷金なしの物件もありますが、敷金を払っていないと退去する時に敷金トラブルになりがちなので注意が必要です。礼金は大家さんにお礼の意味で支払う費用で、昔からある慣習が残っているものです。礼金は大抵家賃一カ月分が普通ですが、最近は礼金なしの物件が多くなっています。ちなみに豆知識として、礼金と家賃は、最初の賃貸契約のときに値切り交渉ができます。値切りが成功するかどうかは自分の腕と大家さん次第ですが、例えば礼金家賃一カ月分を半額にしてもらえればかなり初期費用が浮きます。家賃も同じで毎月払う家賃が千円でも安くなれば、かなり楽になります。賃貸を借りるときには、思い切ってダメ元で値切ってみるのをお勧めします。