賃貸契約の時の必要書類とは(熊本県/地方議会議員/44歳/女性)

私は熊本県に住む44歳の地方議会議員です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸契約を結ぶにあたり必要になる書類が何点かあります。必要書類は不動産会社や物件によって多少異なりますので、事前に確認したうえでそろえてください。ただ、一般的には以下のような書類が必要になってくるでしょう。契約者本人の住民票、印鑑、所得証明書および連帯保証人の印鑑証明書、所得証明書、保証書となっています。賃貸は毎月家賃を支払っていきますので、原則として収入がない方には部屋を貸すことができません。また、もちろん戸籍がしっかりしているということも重要ですので、住民票や所得証明書などが必要になるわけです。所得証明書は源泉徴収、納税証明書などですが、不動産会社にどのようなものが所得証明書に該当するのか尋ねておきましょう。


また、部屋を借りるためには連帯保証人を入れる必要があります。連帯保証人は部屋の契約者と同等の責任が発生するため、誰でもいいというわけにはいきません。もちろん身元が知れており、安定した収入を持っている必要があります。万が一の時には迷惑も掛かるため、こちらは両親、兄弟、親戚などに頼みましょう。ちなみに、ほとんどの賃貸では親族を保証人に限定しているのが現状です。要するに部屋を借りるということはローン契約をすることと同等のものなのです。ただ、身内がいないため保証人になってもらえない方もいますよね。そういった方のために保証会社があります。保証会社に依頼する場合は毎月家賃の1.8%を支払う必要がありますが、身内がいない方にはうれしい制度です。