僕は奈良県に住む22歳のスチュワーデスです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件というのは、アパートやマンションなどに持ち主である大家さんに対し、入居者のあなたが月々の家賃を支払って住む、というシステムですが、契約時に保証金が必要であるケースが多いでしょう。不動産屋さんの契約条件の欄を見ると、契約時に支払う金額の中に「保証金〇ヶ月」という表記があった場合、「家賃の〇ヶ月分を保障金として契約時にお支払い下さい」という事を意味しています。では、何の保証かといいますと、借主であるあなたの側の過失によって、お部屋の修理が必要になってしまったり、いちじるしく汚れてリフォームが必要になったり、家賃の滞納が生じたりした場合に、この保証金をそれに充当させてもらいます、ということなのです。

「契約して借りる」という意味ではレンタカーやフォーマルドレスのレンタル等も似ていますが、賃貸住宅の場合は、”住宅”ですので、そこで生活をする訳です。すると、どんなに気をつけて使用したとしても、生活する中で多少の傷をつけてしまったり、汚してしまったり、ということは避けられません。入居時の状態返すことは不可能に近い、ということです。ですので、普通に生活していて生じるレベルの汚れや傷みについては、これに該当しないとみなされることが一般的です。例えば10年住み続けた場合、壁紙を全面的にリフォームするとなったとしても、借主の過失とはみなされない事も多いという事です。しかし、どのレベル迄をどう判断するかは、不動産屋さんによって多少の違いがある場合もあります。