賃貸契約を結ぶときの必要書類(山口県/テレビディレクター/60歳/女性)

私は山口県に住む60歳のテレビディレクターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


お気に入りの物件を見つけて、家賃などの契約条件で合意することができれば、次の段階として契約することになります。いったん契約すれば、簡単に解除できるものではありませんから、しっかり確認しておきましょう。必要となる書類には次のようなものがあります。まず当たり前ですが、賃貸借契約書が必要になります。これには、契約に至る段階で合意したすべての事項が網羅されていますから、特にしっかり確認しておきます。おもに契約期間や更新時の更新料について、家賃や管理費の金額と支払方法滞納時の対応などについて明記されています。他には、禁止事項や修繕などの取り決め、契約を解除する際の条件や手続きの方法も書かれています。特記事項の部分に、知らないことが書かれていないかどうかをしっかり確認しておくことも重要です。


ほかに必要とされる書類には、印鑑証明や住民票があります。住民票は本人のものだけでよいのか、入居者全員分が必要なのかを事前に確認しておきましょう。不動産やオーナーさんによっては、収入を証明する書類の提示を求められることがあります。サラリーマンであれば源泉徴収票、自営業者などの場合には納税証明書などがこれにあたります。更に連帯保証人を立てているはずなので、その保証人になる人からの承諾書を要求されることもあります。必要書類一式を用意して、契約書にサインとハンコをして、必要な費用を払えば無事契約は完了となります。カギをもらって新生活の始まりです。賃貸借契約書など、控えとして渡された書類はなくさないようにしっかり保管しておいてください。