僕は愛知県に住む31歳のノンフィクション作家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸の物件の契約時に必要な初期費用とは、敷金・礼金・仲介手数料・前家賃の事を指します。前家賃とは、入居を開始する月の家賃を日割りで計算したものになります。また敷金とは、賃貸物件に入居する際に預けておくお金です。このお金は、借り手が家賃を滞納した場合や、退去時に部屋を補修する場合にこのお金から差し引かれます。よって、何事もなければ原則退去時に戻ってくるお金になります。次に礼金ですが、このお金は退去する際に戻ってこないお金になります。これは賃貸物件に入居する際に、家主に対して支払うお金になります。最後に仲介手数料とは、康と入居者の仲介にあたった不動産会社に支払う報酬の事を指します。この金額は、最大で家賃1ヶ月分の1．08倍までと法律で決められています。

賃貸入居時に初期費用は家賃5～6ヶ月分と言われていますが、これは一つに目安になります。中には、礼金や仲介手数料が不要な物件もあるので、初期費用をおさえたい方はそのような物件を探す事が重要になります。まず礼金ですが、首都圏でも礼金不要の物件は増えています。家主が自主的に礼金をゼロにしている物件もあります。家を探す際に不動産会社に問合わせてみると、そのような物件に巡り合う可能性が増えます。また仲介手数料不要の物件を探す際ですが、賃貸住宅の取引態様という欄があります。そこに貸主と書いてある場合は、その不動産会社が自社所有物件を貸すという意味になるので仲介手数料は一切不要になります。引越しをする際は、このような費用以外にも引越し費用や家具代等がかかります。出来るだけ余裕をもって予算を組んでおく必要があります。