賃貸暮らしのデメリット(新潟県/サウンドクリエイター/61歳/女性)

私は新潟県に住む61歳のサウンドクリエイターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


50代の男性です。30代で結婚するまでずっと賃貸で生活してきました。両親も地方から東京に出てきたためそれこそ財産と呼べるものはありませんでした。引っ越しも幼稚園、小学校、中学校、大学時代に必ずありそのたびに転校に対する不安や落ち着かなさといったものを感じてきました。よく、住宅について賃貸か購入かといった議論を見聞きしますが賃貸のデメリットをあげるとすれば先に述べたようにまっさきに不安定な気持ちでい続けなければならないという点を、経験から挙げたいです。これはもうお金の問題ではなく精神的な問題、とくに義務教育時代の子供にとっては大きな負担になります。現在私はマンションを購入して中学校の娘が一人います。


娘が生まれた時にはすでに購入したマンションに住んでいたので娘は引っ越しというものを経験したことがありません。周りの友達の中には必ず引っ越し経験者がいるため、引っ越ししたい、とせがまれることがありますが自分の幼少時代を思い出すとただ単に経験したことがない好奇心でそんなことがいえる娘がうらやましく思えました。先程の話に戻りますが、賃貸と購入では生涯的に必要経費が変わらないという話をよく耳にしますが、デメリットが浮き彫りになるのはやはり老後だと思います。平均寿命が飛躍的に伸びている昨今では住居費が大きな負担になることは明らかです。定年を迎えて仕事がなくなったときに家賃を払い続けなければならないことは大きな負担です。