僕は岐阜県に住む49歳のシナリオライターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件、入る時とで出る時が一番大変といえます。入る時には、敷金礼金・不動産仲介手数料・火災保険費用・家賃一括前払い分等でかかる初期費用を払っているはずです。特に敷金ゼロ物件でない限りは家賃数か月分を支払っているはずです。でも、このお金は本来入居中の未払い金や退去時の原状回復費用の為の保証金です。つまりは出ていく時に返金されるのが正しい在り方なのです。とはいえ、原状回復の請求金額によっては差し引きゼロで全く戻ってこないこともあります。とはいえ、戻ってくるかもしれないのなら出来るだけ多く戻ってきてほしいと思うのが普通です。退去が決まった時に、自分で出来る分でやれることを知っておくと何かと便利なのです。

まずは、何が原状回復費用として請求されるのかを知っておきましょう。壁紙・カーペットの日焼けや染みは入居年数によってはかなりの物になります。ですが、これは基本的には自然消耗と判断されるものです。ただし、たばこを吸っていてできた染み等は借主負担と判断される場合もあるので、要交渉といえます。家具を置いてできたへこみは貸主負担なので心配することはありません。一番重要なのは水回り、特にトイレなどは汚れが目に見えて多いものです。でも、これは掃除を怠らなければつかない汚れと判断されて借主負担になるのです。退去が決まった時には毎日掃除をするくらいでもいいかもしれません。あと重要なのは退去時の立会いです。立会いを行わずに原状回復費用を請求されると、後から「これは違います」と言いにくいので、注意してください。皆さん、退去が決まったら清掃は必須です。出来るだけ綺麗にしてみて下さい。