僕は北海道に住む67歳の塗師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件は、築年数が古くなればなるほど家賃が安くなる傾向にあります。したがって安く借りて住みたいと考えるのであれば、築年数の経過した物件を探すことでかなり月額の違う賃料の物件を探すことが可能となります。一方築年数が大幅に違わないものについては家賃の差はそれほど大きくないため、数千円の違いなら新築物件を探すという方法も考えられるのです。まさに借り手の発想次第で物件探しは大きく変化することになるというわけです。またリフォームありとなしの物件の差でいいますとやはりリフォームされている物件のほうが多少賃料は高くなる傾向にありますが、築20年前後の物件ではそれほど大きな違いはないというデータも出ています。

したがって、もっとも築年数でねらい目なの築20年前後でリフォーム済みの物件ということなります。新築よりは安く住めて、しかもリフォームをしていない物件に比べてそれほど賃料も上乗せされていない点が大きなポイントとなるわけです。一般的に言って築20年というのは、水周りや台所まわりの設備が老朽化し、否応なくリフォームを余儀なくされる時期でもあることから、このあたりの築年数の物件を探すと意外にきれいに仕上げられて新築気分を味わえる物件を見つけることも可能になるというわけです。ちょっと視点を変えただけで、結構お得な物件を見つけられるのも賃貸の面白いところといえますので、色々な角度からお部屋探しをしてみますと好結果が得られることになります。