賃貸物件における家賃(北海道/コミッショナー/40歳/女性)

私は北海道に住む40歳のコミッショナーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件に住めば、それがワンルームの木造アパートであろうと、超高層のマンション、いや億ションであろうと、立派な一戸建てであろうと、必ず毎月用意しなければならないのが、「家賃」です。その値段は、物件の種類や地域、立地条件、間取りや広さなどによってピンからキリまであります。現在の日本、それも都心での家賃相場は、一人暮らしでも7万円程度、ファミリーなら最低10万円は必要でしょう。そんな中、「家賃」というものは、収入(月収)の3割までが理想とされています。つまり、一人暮らしで7万円の物件に住むなら、最低でも21、22万円、ファミリーなら月々10万円で、30万円の月収がなければやって行けないことになります。


さて、そんな中で5000円の家賃値上げがあったとしたら、どう感じるでしょうか。多くの方にとって、それはかなりの痛手になるに違いありません。しかし、この5000円という金額を日常生活でどのように使っているかを考えてみると、実は意外にも、簡単に使ってしまっているのです。例えば、飲み会1回分、洋服1着分であっという間に消えてしまうのです。このようなことを少しだけ我慢すれば、現在よりも10分駅に近い物件、一回り大きな物件、築年数が5年新しい物件に住めるのです。勿論、生活の中で「住」にどれだけの重きを置くかは、個人の価値観によって異なりますから、絶対的な正解はありません。ただ、自分が負担すべき家賃を考える際に、一つの参考にはなるでしょう。