私は愛媛県に住む63歳の検疫官です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸マンションやアパートを探す際、間取りを重視すると言う人も多く存在します。不動産会社の間取り図では、「6帖」などと畳の枚数を基準に記載されているタイプが殆どと言っても過言ではありません。また、土地などの場合は「一坪」と言う坪数で言い表されているのも、広く知られています。しかし、よく見聞きはするものの、具体的にはどの位の長さや広さなのか、実はよくわかっていないと言う人も多いのではないでしょうか。畳についてですが、長辺の長さは標準で182センチになります。そして、一坪は畳2枚分のスペースとなります。このように、ベースとなるものの長さや広さを知っておくことにより、部屋の広さのイメージも掴みやすくなります。
部屋の広さについては、更に注意が必要な場合があります。「江戸間・京間・団地間」という広さを表す言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。これは、日本の地域によって畳の広さが若干違うことを表している言葉になります。江戸間は主に関東地方、京間は関西方面で用いられる畳のサイズとなります。団地間は、公団住宅で用いられた畳のサイズが元となっており、江戸間や京間と比較すると、一辺の長さは若干短めとなっているのが特長になります。賃貸マンションやアパートでは、この団地間が基準となっています。そのため、カーペットなどを注文する際には、その点についても事前に確認をしておくことにより、部屋の広さにぴったり合った品を選ぶことが出来ます。