僕は秋田県に住む50歳の講師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件とは、家賃を払って入居する物件のことです。最近は、月20万円以上の物件から、5万円程度の物件まで様々な物件がありますが、いずれの場合も家賃を払って住むという点では変わりはありません。では、もし家賃を払うのが滞った場合、収入が少なくなったなどの理由で払えなくなった場合は、どのようになるのでしょうか。まず、大家さんがいる場合は、2か月程度の延滞であれば待ってくれます。ただし保証会社と契約している賃貸物件の場合は、取り立てがかなり厳しく、毎月必ず払うことが条件となっています。このような事情から、保証会社と提携している物件に入居する場合は、毎月必ず払えるだけの収入や資産があるかどうか、審査が行われますので、それが難しい場合は、やはり大家さんのいる物件を探した方がいいでしょう。
大家さんがいる場合でも、3か月ほど滞納すれば立ち退きを命じられます。それを無視して何か月も不払いをしていると、民事訴訟を起こされることもあります。いずれにしても、賃貸物件に住むということは、家賃と引き換えに住まわせてもらっているということなのですから、払えない場合は退去するしかありません。どうしても支払いが難しい場合は、大家さんや管理会社に相談すると、今後の支払計画を作ってもらえることもあります。大家さんにしても、立ち退かれてまた新しい入居者を探すよりは、少額でも月々決まった金額が入って来た方がいいのです。また、退去する場合でもそれなりに費用が掛かり、部屋の多少の破損や汚れなどの清掃は、入居者の負担となります。もちろん、現状回復と呼ばれる大掛かりな掃除や補修は大家さんが行いますが、この費用は敷金から引かれるので注意してください。