賃貸物件に必要となる保証人(長野県/ブリーダー/73歳/女性)

私は長野県に住む73歳のブリーダーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸のアパートやマンションを借りる際に、保証人の確保が必要になります。普通に考えれば、親兄弟がなるというものですが、現在では、保証人の確保が難しいという人もたくさんいるのが実際です。若い人であれば、親に断られたとしても、親戚のおじさんやおばさんなどなってくれる人は多くいるかもしれませんが、だんだん年齢を重ねてくると難しくなってきます。連帯保証人は、誰でもなれるわけではありません。なるという意思はあっても、収入がないとなることは出来ません。理想的には、ある程度の定期収入がある、本人に近い親族ということが出来ます。年金生活者でも0kというところもありますが、その場合は年金受給額が多くなければいけません。


とはいえ、誰もが親族に協力を頼めるわけではありません。いろいろな事情で、親兄弟に頼めない人に対しては、「連帯保証人なし」で借りられるのが魅力的です。その代わりに手数料を払うというシステムです。ある意味では、少し高い家賃を支払う代わりに自分一人で借りられるという内容です。今後、日本では急速な高齢化が予想されますので、そういうケースが増えると予測されます。実際に、インターネットで検索をしてみると多くの物件がヒットします。この高齢化の課題に関しましては、個人レベルではなく、国家の力添えがなくてはなりません。身寄りのないお年寄りで、資産に恵まれている人はいいですが、経済的に困っている人には、国や地方自治体が保証人に代わるようなものを用意し、円滑な賃貸の在り方を監視していくべきだと思われます。