私は宮崎県に住む62歳の漫才師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
今、賃貸住宅を選ぶ人が増えてきているそうです。特に若い世代の間でよく見られ、将来的にも一戸建てや分譲マンションがほしいとは思わない、と応える人も多くみられます。長い間一戸建て住宅や分譲マンションは、持つことにステイタスがあると考えられてきました。しかし実際には無理をして高額な住宅ローンを組み、途中で支払いきれなくなり、結果的に手放す人や、転勤や転職などで住むところを変わらなければいけない、といったケースも多いのです。特に住宅ローンは30年や35年といった長期ローンです。ボーナス払いなどにしている場合、ボーナスが出ないと支払いが難しくなります。さらに、持ち家の場合、固定資産税や火災保険、地震保険などの費用もかかります。
住宅ローンの支払いだけのつもりでいたのに、これらの費用が意外と負担になる、と言う人も多くいます。賃貸住宅のメリットは、高い費用にかかるリスクを負わないですむ、ということにあります。また、住宅ローンの金利はとても高額なものになります。低金利や住宅ローン減税が適応されても、金利にかかる総費用は驚くほど高いです。持ち家はローンを支払い続れけば自分のものになる、とよく言われますが、転勤やトラブルなどで家を手放すような状況にならないともいえず、ローンの支払いなどとも合わせて、リスクの高い選択であるともいえます。賃貸であれば、いつでも簡単に引越しすることができ、住む場所をライフスタイルに合わせて自分で選択することができるのです。