賃貸物件のメリット・デメリット(岡山県/船長/50歳/女性)

私は岡山県に住む50歳の船長です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を長年借りていると、家を購入しようと思う方がいます。これは同じ金額をずっと払い続けるなら、いずれ自分の家になると事に払う方が良いと考えるからです。そこで賃貸のメリットとデメリットを考えてみましょう。まず、メリットは隣人トラブル等の時は気分次第で違う所に引越しが出来る事、維持管理を自分がしなくてよい(ほとんどは管理会社や大家さんが行ってくれるからです。)、最新の設備が好きならタイミングで最新の設備が整った物件に住む事が出来る事等です。デメリットとしては借りている物件なので基本的には壁に穴をあけたり、壁紙を換えたりする事は難しい事、壁が薄い物件だと隣の声が聞こえる事、ペット禁止の物件が多い事、いくら払い続けても自分の資産にはならない等が挙げられます。


上記の用に挙げてみると賃貸だと金額的には若干デメリットの方が多いかなとも思いますが、現状では賃貸物件の方がトータルコストが安くなるケースがあるのです。それは老後を快適に過ごす事を検討した場合です。なぜなら人は老いてくるとどうしても他の人に助けが必要になってきます。それが家族か専門家かで違ってきますが、多くのシニアの方は子供や孫に迷惑をかけたくないと考えています。でも快適な生活を送りたいと思う人がおり、介護施設に入るケースが多いのです。そうすれば家を購入しても結局住む人がいなくて無駄になってしまい逆に税金や維持費が掛かってしまうからです。そして介護施設に入る場合はお金が掛かります。なのでトータルコストで考えると賃貸の方が安くなるのです。