私は高知県に住む52歳のマニピュレーターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

不動産会社にとっては仲介手数料が利益の中で大きな部分を占めるものであり、それがビジネスの主体でもあります。そのため手数料が少なくなってしまうことは、会社の運営を大きく左右することになります。しかし、そんな中で手数料を半額にしている不動産会社もあります。何故半額に出来るのかというと、手数料については基本的に貸主である大家さんから貰っているからです。不動産会社は大家さんから管理をお願いされることになれば、元付け不動産会社となることが出来ます。これはたいへん大きなメリットがあり、お客さんを見つけてくれば貸主と借主から、他の不動産会社がお客さんを見つけてきた場合でも1ヶ月分の手数料が確保できますから、多くの不動産会社は管理をとって元付けになることに一生懸命になります。これは大手の会社ほど強傾向にあり、安定した経営のためには管理物件の数はとても重要な部分になります。

大家さんは地元の不動産会社よりも大手の不動産会社を好むということがあります。その理由は、安心感だったり宣伝してくれるという部分が大きいようです。大家さんにとって最も困ることは賃貸物件が空室期間が長く、借り手が付かないことです。誰も住んでもらえないということは、当然収入にもなりませんし、建物の劣化を早めることに繋がります。そのため、不動産会社に対して仲介手数料を支払ってでも大手の不動産会社と契約したいと考える大家さんは増えているのです。また、不動産会社が大家さんから仲介手数料を貰う場合は、広告料などと名前を変更している場合が多いです。そして、借りる側で気を付けなければならないのは仲介手数料が安いからと喜ぶのではなく、礼金が高くなっていないかということに注意を払わなければなりません。