私は東京都に住む50歳の船長です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件の部屋を借りる際には、不動産仲介業者に足を、運びそこで紹介してもらった物件の中から気にいった物件と、不動産仲介業者を介して契約を交わすのが一般的な契約の結び方ということができます。この契約を交わす際に不動産仲介業者に支払うことになる手数料、それが仲介手数料です。これは、礼金や敷金といった、いわゆる賃貸契約を交わす際の初期費用として分類されるお金に属しているものであり、契約を交わした物件の、毎月の家賃換算で金額が決められるケースが多い物となっています。通常、家賃の一ヶ月分ほどが相場となっており、たとえば家賃5万円の部屋を借りるのであれば、仲介手数料としては5万円の支払いをすることとなります。

ただし、保証金として役割を持つ敷金や家賃の前払い金などと違って、これは必ずしも支払わなければいけないお金ではありません。仲介手数料が無料で契約を交わすことができる物件も見かけることができ、また一部の不動産仲介業者では、すべての物件で仲介手数料が無料といったサービスを行っているのです。では、こういった不動産仲介業者が、賃貸物件の契約者から仲介手数料を取らずに何によって利益を出しているのかと言えば、借主からではなく物件のオーナーから取ることによって利益を出している、といった構図になっています。これは、その物件を一括管理しているからこそできるものであり、一般的な手数料が必ずしも二重取りされているといったわけではありません。