私は埼玉県に住む35歳の和菓子職人です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件の契約を交わすにあたっては、仲介手数料という費用が掛かるケースがあります。この費用が掛かるのは、いわゆる不動産仲介業者を利用して賃貸物件を紹介してもらった際であり、その不動産仲介業者へと支払うことになる手数料が、仲介手数料となります。この費用の相場としては、契約を交わすことになる賃貸物件の家賃換算で一か月分から二か月分ほどであるのが一般的です。つまり家賃5万円の物件を借りる際には5万円から10万円、10万円の物件を借りる際には、10万円から20万円ほどを見積もっておけば、足りなくなるといったことがなくなります。しかし、これは必ず掛かる費用ではないといったことも、また覚えておきたいポイントです。

不動産仲介業者の中には、サービス物件としてこれの請求を行わない物件を紹介していたり、そもそもすべての物件に対して仲介手数料が無料といった業者を見かけることもできます。これは、その不動産仲介業者が紹介している物件を、一括管理しているために行なうことが可能なサービスとなっています。つまり、借主から仲介手数料を取るのではなく、オーナーから取ることによって、無料でのサービスを提供しているのです。借りる立場としては特に不利益なことはないため、そういった物件を見つけた際には、ありがたく契約を交わすといいでしょう。初期費用として必要なお金を、家賃換算で一、二か月分節約できるため、賃貸物件探しの幅を大きく広げることができます。