僕は大分県に住む23歳のノンフィクション作家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件の保証人は、誰でもいいという訳ではありません。借主が申し込みの際に審査を受けてそれに通らなければならないように、その保証人も審査に通るような条件を備えた人物である必要があるのです。最も大事なのは、携わっている仕事内容と収入状況です。借主が家賃を滞納した場合にはその分を肩代わりする必要がありますし、部屋を著しく破損して修繕費が支払えなかった場合にはそれを弁償しなければなりません。また、家財道具をそのままにして出奔してしまった場合には、代わりにその部屋に残された荷物を引き取ってきれいに掃除をして返さなければならないのです。その人の仕事内容や収入状況をみることで、きちんとした人なのかどうかということが判断されます。

単に収入があるというだけでは保証人の審査に通らないことがあります。その収入を得ている仕事の内容が不安定であれば、保証能力があると認められずに審査に通ることができないのです。身の回りに条件を満たす人がいない場合には、入居契約時に保証人が必要とならない物件を選ぶことになります。ただし、こういった物件はマンスリーマンションなどの物件に限られます。近年では、身の回りの人に代わって保証責任を負ってくれる代行会社というものが存在するので、こういったサービスを活用することで、申し込みをスムーズに受理してもらうことができます。これから部屋を借りようと思っている場合は、事前に審査に通る見込みのある保証人を探しておくことが大事です。