賃貸物件の契約には仲介手数料が必要(青森県/造形作家/70歳/男性)

僕は青森県に住む70歳の造形作家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


一人暮らしなどで、賃貸物件を借りる人がいます。その際、新しく住む部屋は不動産会社が探してくれます。もちろん、自分で探す人もいるかもしれませんが、希望の物件で賃貸契約を結ぶ時は、ほとんどの場合、不動産会社による仲介があります。なぜなら、物件の管理は直接オーナーが行っていることもありますが、多くは不動産会社に委託をしています。そうしないと、オーナー自らが入居者を探す仕事をしなければならず、とても大変だからです。また、多くの人が部屋を探す時は、不動産会社で紹介してもらうため、自分でやるより効率的に入居者を見つけることができるという訳です。とはいえ、不動産会社もボランティアではないので、入居が決まったら仲介手数料が発生します。


この仲介手数料ですが、不動産会社によって金額は異なります。ただ、法律で上限が決められており、取引金額×3%に6万円を足した総額を超えないようにすることと定められています。したがって、物件の中には、あまりにも入居者が決まらないので、仲介手数料を無料にしていることもあります。一方、人気の物件はより良い人に住んで欲しいので、高めに設定されている可能性があります。このようにして、不動産会社は利益を得ています。さらに、物件のオーナーからも、仲介にかかる委託料などをもらっており、オーナーと入居者の両方から利益を得ています。以上から、賃貸物件を借りる時は、引越し代金とは別に、仲介手数料が発生することを知っておかなければなりません。