賃貸物件の契約更新とはどのようなものか(奈良県/スチュワード/30歳/男性)

僕は奈良県に住む30歳のスチュワードです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件に住んでいると、契約更新というものがあります。この更新は、賃貸契約の際に契約書に記載されていますので、入居の時によく目を通しておくといいでしょう。通常は、何年かに1度の割合で定期的に行われるもので、今後もこの部屋に住み続けるのか、あるいは転居するかをここで選択することになります。実際、賃貸物件に住んでいる人の転居は、この更新の時期をめどに行われるケースが非常に多いです。転居をせずにそのまま住み続ける場合は、契約更新料を大家さん、または管理会社に支払うことになります。普通は家賃の1か月分となりますが、地域によっては半月分ということもあり、次期や更新料にはばらつきがあります。またこの更新時期を境に、家賃が数千円ほど上がることもあります。


この契約更新は、入居日を基準にして決まりますので、更新後に急に転居するようなことになっても、更新料は払わなければなりません。たとえば、更新後1週間で転居となった場合でも、支払うことになるわけです。ただし最近では、支払の義務化というのはなくなりつつあります。特に、契約更新をせずに転居をする人がいると、その部屋は当然空室状態となり、大家さんとしても、新しい入居者を募集しなければなりません。そのため契約更新料を値下げしたり、あるいは廃止したりする物件も増えて来ています。また実際に賃貸物件に入居していて、更新料が高いと感じた時には、1度大家さんに相談してみると、値引きをしてくれたりと、色々柔軟な姿勢で対応してくれることもあります。