僕は佐賀県に住む38歳のバスガイドです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

首都圏の賃貸物件の契約期間は2年間で設定されているケースが多い訳ですが、借主の立場からすれば、契約更新には言わずもがな余計なコスト負担があり、これを機に退去を検討することにも合理性があります。契約更新、退去のいずれを選択する場合でも留意点がありますから、ここで一度整理しておきましょう。さて、賃貸契約の満了期間が近付くと、借主へ不動産管理会社から文書での通知が送られてくると思います。契約更新を希望する場合、新たな賃貸契約書などへの記入・捺印や、首都圏では家賃1か月分程度の更新料負担が課されるケースが多いはずです。これらに法的な根拠はないのですが、契約書には明記されているはずですから、更新時期が近付いて慌てることがないよう、契約書の文面は予めチェックしておくことです。

更に、契約期間満了に伴い家賃保証期間も終了となりますから、更新時には新たに保証料を負担する必要があります。更新時に支払う保証料は最初の契約時と同額のケースが多いですが、家賃保証会社によっては滞納事故がないと値下げされることもあり、一概には決められません。更新時の詳細は契約書に記述があるはずですから、この辺も併せて目を通しておくようにします。また、火災保険料も2年契約になっていることが普通ですから、契約更新時には併せて保険料を負担する必要が生じます。そして、契約更新をせずに退去を選択する場合ですが、言わずもがな予め管理会社へ退去通告をせねばなりません。ここで注意したいのは、賃貸契約書上、退去通告をどの位前に行わなければいけないかです。退去1ヶ月前までに、となっているケースが首都圏では多いですが、稀に3ヶ月前までに、となっているケースもありますから、やはり契約書にシッカリ目を通しておきます。