賃貸物件の契約更新をする(群馬県/プロボクサー/69歳/女性)

私は群馬県に住む69歳のプロボクサーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件に入居する場合、契約を交わします。その時に契約期間を定めますが一般的には2年契約を結ぶことが多いです。2年が経過し契約期間が満了となった時には、手続きが必要となります。契約満了に伴い引越をする場合は退去の手続きをとりますが、そのままその物件に住み続ける場合は契約更新を行い、更新料を支払います。更新料は法的には定めはなく慣習として行われているもので、地域によっては必要ないこともありますが、最初の契約の時に決定されますのでよく確認しておくことが大切です。更新料は借主が貸主に支払うものですが、多くの賃貸物件は不動産会社などが管理を行っている場合が多く、そのようなケースでは別途管理会社に更新手数料を支払う必要があることがあります。


また、住んでいる物件には火災保険をかけますが、その火災保険を2年間分支払う必要がある場合もあります。契約更新時というのは家賃の値下げ交渉のチャンスの場でもあります。賃貸物件の家賃は、入居時期により同じ物件に住んでいても異なる場合があります。周辺物件との競合や築年数が経つにつれ家賃を下げなければ入居者が入らない場合など様々な要因があるからです。最近では、家主と借主の間に管理会社が入っていて、家賃も引落しということがほとんどなので、直接交渉をする機会はほとんどないため、一見契約更新の手続きは面倒に思いがちですが、絶好のチャンスでもあります。更新手続きをする際には周辺物件の相場を調べてみて、自分の入居物件が高いと感じたら、交渉してみる価値はあるでしょう。