僕は長野県に住む47歳のファシリテーターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件は毎月の家賃を支払えるお金と保証人がいれば、割と気楽に契約を行う事ができます。学生から成人、老人までありとあらゆる年代の方々が契約を行っています。面白い事としては、誰が契約しようとも同一オーナーとの契約内容に異なる点は何も無いという事です。学生も老人も同じなのです。住居を借りる上での契約というものは、年齢に限らず責任を負う事を認識する必要があります。恐らく、大学入学に伴う独り暮らしデビューをされる方であれば、賃貸契約が初めて自覚的に契約の取り交わしに参加すると思います。これまで、両親の庇護の元育った自分自身がなんだか大人の仲間入りを始めたような、そんな感覚を味わう事となると思いますが、契約内容をよく確認しておくと良いでしょう。
学生時代に賃貸物件に入居された方は、その後社会人になって何度かは賃貸契約を交わす事となると思います。大抵の場合、契約期間は2年であるのですが、2年後の契約更新の際に更新料の事を忘れがちです。契約締結時に、更新料についての話を聞いていたでしょうが、入居時には敷金、礼金の出費の印象が強く、契約期間経過後の更新時の自分の上京についてあまり考えていない事がほとんどです。書面上で確認した更新料を実際に払うタイミングとなった時、はたして家計は良好でしょうか。もしくは、契約期間満了前後で引っ越しなどを考えていませんでしょうか。割と気軽に締結できてしまう賃貸契約ですが、契約満了前に住み続けるか退去するかをある程度前倒しで考えておく必要があるのです。