僕は栃木県に住む59歳のランドスケープアーキテクトです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件には、一部の例外を除いて一定の契約期間が定められています。例外というのは、マンスリーマンションやウィークリーマンションなどの短期間の利用に適した物件のことで、これは週単位や月単位で賃貸契約を結ぶ仕組みになっているものです。その他の一般的な賃貸物件の場合は、通常では2年の契約期間が設けられています。そのため、3年目以降もその物件に住み続けるという場合には、更新手続きを行わなければなりません。そのためには、改めて賃貸契約を結ぶということになります。更新の時期が近づいてきた際には、契約を仲介している不動産会社から書面で通知が送られてくるので、退去するかこのまま住み続けるかを決めてそれぞれに必要な手続きを行わなければなりません。

更新手続きを行う場合には、その旨を伝えて必要書類を用意してもらいます。その際に更新料として家賃の1ヶ月分を支払うように義務付けられている物件もあるので、その場合には事前にその金額を確認して用意しておかなければなりません。また、様々な保証期間も終了を迎えるので、入居時に加入していた火災保険などの保証契約も更新しておくことが大事です。更新に関することは、最初の契約時に交わした契約書に詳細が記載されているので、入居時はもちろんのこと更新が近づいてきた際にもよく読み返しておくようにします。もし、更新を行わずに退去する場合には、契約で定められた退去予告の期限までに報告を行って引越しの準備を進めるようにします。賃貸物件を借りる際には、契約期間のことを忘れないようにしておくことが必要です。