私は島根県に住む30歳の弁理士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を借りる時、家賃はいくらくらいが相場なのでしょうか。賃貸の価格は地域によって違いがあるため、一律にはいえませんが、手取り収入の3割程度までに抑えるのが理想的だと言われています。家賃そのものでいうと、東京の場合は単身者の平均価格は7万円になるということです。地方では、このくらいの金額で2DKや3DKなどの間取りのある物件が数多くあります。賃貸物件は、駅から近く、部屋数が多くあり、物件そのものが新しいほど価格が高くなります。さらに、物件周辺の治安、セキュリティなどが良いほど好条件となり、価格に比例してきます。家賃は毎月収入の中から支払うことになるので、どの程度まで払えるか、予算をしっかりと確認しておくことが大切です。
駅から遠かったり、物件は古いけいど、毎月の負担は軽いほうがいいとか、家賃は高いけどセキュリティは安心できるとか、借主にとってそれぞれ優先順位があると思います。少し毎月の負担は高くなっても、買い物するのに安いお店が近所にあったり、通院するのに良い病院が近くにあると、かえって安くつく場合もあります。徒歩圏に暮らしやすい環境があることで、交通費や車を持たないですむようなケースもあるからです。賃貸の契約をする前は、家賃の価格だけにとらわれすぎず、周辺の環境もよく確認しておきましょう。また、共益費や駐車場代も毎月かかる費用になります。賃貸物件を決める時は、生活のしやすさ、費用、間取りなどトータルで考えてから決めましょう。