僕は秋田県に住む60歳の森林コンサルタントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

現在では様々なライフスタイルが人それぞれにあります。その為、住宅事情も以前のように、ある程度の年齢になったら一戸建てを購入すると言うような時代では無くなってきていると言えます。そのため賃貸物件の需要が増えていると言えます。賃貸物件は収入に応じて引越しをする事も可能ですし、住宅ローンを抱える事もないので精神面においてとても気楽な物件であると言えます。賃貸物件を借りる際に必要なイニシャルコストは、敷金や礼金などがその代表的なものであると言えます。敷金は貸主にあずける担保金の事になります。借主が家賃を支払わなかったり、滞納したりする場合にそこから使用されるものです。また退去の際の原状回復費用などでも利用されます。

礼金はこれからお世話になる借主に支払うお金の事です。これは日本に古くからある習慣で、とても重要なものである事に間違いありません。その理由は賃貸物件は契約とはいえ、やはり人と人との付き合いにあります。礼節を重んじる日本において、礼金と言うシステムが発達してきたのは当然といえば当然の事です。近年では敷金や礼金がゼロの物件も多数ありますが、それはそれで問題が発生します。借主にとってはイニシャルコストがかからないメリットがあるように思いますが、逆を言えば全てを自分で行う必要があると言う事になります。敷金や礼金を支払う事によって、貸主が色々と手配などを行ってくれるケースが実際には多々ありますので、とても重要なお金であると言えます。