僕は富山県に住む45歳の俳人です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
日本の景気拡大のいい流れは不動産関連企業にも波及しつつあるといえます。東京オリンピックの開催も決まり、都市圏を中心にオフィスビルや賃貸住宅物件などの建設が相次いでいます。懸念されるのが、今般でも問題になりつつある、建設業界における深刻な人手不足であります。この人手不足を解消しようと、外国人労働者やシニア世代の起用にその活路をみいだそうとしています。一般的に、賃貸物件の家賃を決める要素に築年数というものがあります。築年数が浅い方が、高い家賃になり、古い方が安い家賃になるといわれています。なかには、借り手側には、築年数にこだわって物件選びをするという人もいます。新築の物件しか検討しないという人もいます。
地方においては、築年数の古い物件が多く見られます。これは、貸し主が高齢者であり、資金的な問題から、建て直すことができずに、今に至っているといいます。しかしながら、この古さに良さを感じる外国人などがいて、喜んで賃貸契約を結ぶといいます。日本家屋の世界的な人気を物語っているといえます。これから待ったなしに進む高齢化社会に向けて、賃貸物件のあり方も考えなくていけないと警鐘を鳴らす専門家もいます。具体的には、これからは、高齢者の独り暮らしや高齢者のみの夫婦などが賃貸物件に住む可能性が高いといわれています。高齢者に必要とされる、医療機関や介護施設などとの連携も視野にいれなければいけないといわれています。国家レベルでの対応が必要といえます。