賃貸物件の築年数による違い(長崎県/主婦/36歳/女性)

私は長崎県に住む36歳の主婦です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


これから賃貸アパートを探したいと考えている人の多くは、できるだけ築年数の浅い物件に住みたいという希望を持っています。特に、初めて一人暮らしを始めるという人の場合ですと、自分だけの城を持つという夢を叶える意味も持っていますので、その希望の度合いも強くなりがちです。また、誰しも、どうせ住むのであれば、少しでも新しくてキレイな所に住みたいと考えるのが当たり前です。しかし、実際には、不動産業者にあれこれと物件を紹介してもらう中で、理想と現実とのギャップに気づき、自分が家賃を払える範囲内で妥協する点については妥協するという人が大半です。たとえば、何よりも家賃が安い物件を希望している人であれば、築年数については妥協せざるをえません。


 一般的な賃貸アパートは、築年数10年前後を境にして、人気がグッと低下します。築10年未満の物件というのは、賃貸市場が借り手優位になってから建築された物件ということになりますので、部屋が広めだったり、設備が充実している物件が多いです。また、建物がまだ比較的新しいですから、当然キレイです。部屋を借りる人の立場に立ったサービスが用意されているケースが多いので、借りたいと希望する人が多く、家賃もそこそこ高めになっています。一方、築年数が10年以上経過している物件は、建物の老巧化が進んでいますので、だいぶ生活感が出ていますし、部屋が狭くて古臭い印象のものが多いです。ただし、家賃の方がかなりリーズナブルになっていますので、予算があまりない人にとっては狙い目だと言うことができます。