賃貸物件の築年数に対する考えの見直し(富山県/建設コンサルタント/45歳/男性)

僕は富山県に住む45歳の建設コンサルタントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の築年数は古ければ、古い程汚い。通常こう考えるのが当たり前かと思いますが、固執した考え方に囚われると時に損をする場合も有るかも知れません。例えば、同じ間取りの物件が有るとしまして、新築物件と築30年物件で家賃を比較すると、築30年の物件は平均して2~4割賃料を下げている傾向が有ります。古いと中々借り手が付かないので、賃料を下げざるのは分かります。しかし、2~4割とはかなりお得です。何より引っ越しするとなると敷金、礼金を始め、家具、家電などお金は出て行く一方です。ならば何処で金額を調整するべきかと考えると、家賃に着目するべきです。今後、住み続ける間は払い続ける金額ですし安いに越した事は有りません。


さて、築年数が古いとどの様な問題点が有るのでしょうか。その問題点が解決して尚且つ賃料が安く済めば言う事なしです。最近築年数が古い物件を、次々にリノベーションをして行く傾向が有ります。外観は古いと感じても、室内は新品その物と言う様になって来ています。全室洋室、ウォシュレット付のトイレ、追い炊き機能付きのお風呂など申し分の無い物件も有ります。外観さえ我慢すれば、綺麗な部屋に賃料が安く住める場合が有るのです。但し注意して頂きたいのが、水回りの配管です。古い配管がどの様に危ないかは、想像が付くと思います。目に見えない部分は、意外と見落としがちになってしまうので注意が必要です。ですが、総合的に考えるとリノベーション物件はかなりお得です。