賃貸物件の賃料は築年数によって異なる(岩手県/法務教官/70歳/女性)

私は岩手県に住む70歳の法務教官です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の賃料は、立地条件が大きく影響してきます。一般的に私鉄より地下鉄、地下鉄よりJR沿線の方が、賃料が高くなります。また駅から近ければ近いほど、賃料は高くなります。この他、間取りや築年数によっても賃料は変わります。築年数は、大体6年目安で他の物件と差が出てきます。何故、5年ではなく6年なのかと言うのには、理由はあります。多くの物件は、2年ごとに契約の見直しが行われ、都度更新してオーナーと借り主が賃貸契約を結びます。賃料のアップダウンはこの時、決められます。そのため、5年ではなく6年が目安となってくるのです。更新には、更新料を定めているところが多いので、借り主は2年ごとに更新料を支払う必要があります。


新築の物件を借りたと仮定し、6年過ぎたら賃料が安くなるかと言うと、必ずしもそうではありません。多くの場合は、その6年間に物価の変動があり、据え置き、もしくは高くなることがあります。この時、周りにある新築の物件はさらに賃料が上がっていることがあるので、更新する場合は賃料を鵜呑みにせず、相場を知ることが大切です。しかし、築年数が10年を超えると、賃料が少し安くなる傾向があります。経年の変化とともに、物件にも少しずつ変化が現れてくるのがこの時期です。築10年と言っても、見た目は建設当初とあまり変わらないことが多く、少しでも安く比較的キレイなところに住みたいのなら、築10年程度の所が狙い目となります。