賃貸物件の退去の流れ(佐賀県/ファッションデザイナー/65歳/男性)

僕は佐賀県に住む65歳のファッションデザイナーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を借りるための手順を知っている方は多くても、退去するための流れを知らない方は多いのではないでしょうか。いざ引越しを控えた時のために、賃貸物件を引き払う際の流れを確認しておきましょう。住居から立ち退くことを決めたら、まずは家主へ連絡しなければなりません。どのような形で退去の何ヶ月前に連絡するかは当初の契約内容によりますので、確認しておきましょう。また、管理会社や不動産にも連絡しておきましょう。お部屋を引き払うだけが退去の全てではありません。暮らすために使っていた電気、水道、ガスなども解約のための連絡をしておきましょう。もちろん新聞や、その他個人的に宅配を頼んでいるものは解約か住所変更をしなければなりません。


住居を立ち退くための手続きを済ませたら、今度は移動のための準備です。退去時に気になるのはやはり敷金のこと。原状回復の義務を済ませても出来るだけ多くの敷金が返金されるように、お部屋の掃除をしておきましょう。引越しのためにある程度荷物を移動させたら、出来る限り部屋を修繕します。この際、経年劣化で自然に消耗した部分には貸借人は修繕の義務が発生しませんので気を付けましょう。あくまでも貸借人の故意や過失で出来た損傷部分を直しておきます。水周りやガス周りはよく掃除します。できるだけ部屋を整えたら後は退去のための立会いを行ないます。忘れ物はないか、料金の精算なども済ませているか、最終点検を忘れずに確認しましょう。その後に敷金の清算を行ないます。