私は和歌山県に住む25歳のアシスタントディレクターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件から退去するときには手続きと共に鍵の返却やハウスクリーニングに立ち会うことになりますが、この中でも最も重要なのが敷金の返還です。敷金は入居時に管理者に預けておいたお金であり、徴収された訳ではないので残っていれば返還の義務があります。使い道は家賃の滞納時の補填や修繕費であるので、ある程度の金額が残っているのが一般的です。そして、退去時のハウスクリーニング料に補填されて残りが返還されます。ハウスクリーニング料は、自然消耗であれば料金を受け持たなくていいので、チェック時には必ず立ち会って不当な請求をされないようにすることが大切です。また、金額に関しても法外な金額だと思えば消費者センターに相談することが大切です。

鍵については退去時に必ず返還しなければなりません。そして、管理者は次の入居者の為に鍵を取り替えなければなりません。退去時の敷金返還の明細書に鍵の交換代金が差し引かれた旨が記載されていれば、一度連絡することが重要です。鍵の交換費用は原則管理者が負担することになっています。ただし、これは紛失や破損をせずに鍵を返還した場合です。こういったことがあれば借主が負担しなければならなくなります。契約書に鍵の交換代金は借主が負担する旨が書かれていても、必ずしも支払わなければならないという訳ではありません。国が定めた事としては、管理者が代金を支払うと明記されているので、どう考えているのか管理者に訪ねます。出来るだけトラブルが起こらないように円満に解決することが大切です。