僕は山梨県に住む53歳の花屋です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を探す際に、いきなり不動産会社に行くことは避けるべきです。ある程度絞った希望条件を決めてからでないと、その場でたくさんの物件を調べながら出してくれますので、時間のロスになりますし、中には流通物件と言われる借り手が見つからない物件をすすめられる場合もあるからです。 賃貸物件の選び方において、最終的に満足できる物件に出会うコツは、いかに効率よく、自分が絞った条件に合う物件を、実際に見て比較することができるかどうかということです。図面上みる物件と、実際にみる物件とでは、大きな差があります。実際の物件を、内見する機会が多ければ多いほど、良い物件と出会う可能性は高くなります。ただ、チェックするポイントが定まっていない状態で、複数の物件を内見することは避けるようにしましょう。
希望条件に合う物件を、いくつか内見する際には、その物件を始めて見た時、部屋に入った時の最初の印象を、メモしておくことは有益です。もし、メモがデメリット的なことであれば、それが解消できるだけのものが、その部屋にあるかどうかという観点からも、内見を進めていきましょう。 新築物件ではなく、すべて掃除済みの部屋を内見した場合、気になる壁のキズやシミを見つけた場合には、その場で不動産会社の人に指摘しましょう。相手がどう答えるかも重要なポイントとなります。明らかな汚れなどがあっても、何も対処をしてくれないような物件は、それだけの管理会社や物件、大家であるということの根拠となります。それでも、その物件に住むだけの価値や魅力があるかという観点からも、内見を進めていくことは有益です。